甲冑・武具

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(『』に続く「」内は論文名)

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(●蔵書、○コピー所蔵)
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1 図録・日本の甲冑武具辞典 笹間良彦 柏書房 1981 \9800 私が甲冑を描く際まず参考にするのがこれ。古代〜江戸時代までの甲冑・武具について、豊富な図版と共に詳細な解説がなされていて、物凄く参考になる。この著者と出版社の本は特にお勧め!
2 普及版・戦国合戦絵屏風集成 別巻 戦国武家風俗図 武田恒夫ほか 中央公論社 1988   戦国時代の武家風俗絵巻の写真と解説。サイズが大きいので絵巻の細部が見やすい。
3 原色日本の美術21 甲冑と刀剣 尾崎元治ほか 小学館 1970 \4300 有名な甲冑と刀剣の写真を載せ、個々に解説するとともに、変遷の歴史などについても詳しくて勉強になる。
4 カラーブックス34 鎧と兜 山上八郎ほか 保育社 1975 \620 文庫。ハンディだがカラー写真豊富で、解説も詳しい。
5 間違いだらけの時代劇 名和弓雄 河出書房 1989 \437 文庫。時代劇に出てくる衣装・武具から作法に至るまで、時代考証の間違いを指摘。読みやすく思わず笑ってしまうような話もあり。
6 続 間違いだらけの時代劇 名和弓雄 河出書房 1994 \621 文庫。上記の本の続編。
7 有職故実辞典 鈴木敬三 吉川弘文館 1997 \2800 男女の装束・甲冑について、装束の種類や色名など、詳細な図で詳しく解説。平安時代以降のものが主体。
8 歴史文化ライブラリー20 弓矢と刀剣 中世合戦の実像 近藤好和 吉川弘文館 1997 \1700 中世の武器・武具の考察を通じて、源平合戦の実像に迫る。文章主体だが、実戦でどのように使われたかの考察はとても参考になる。馬についての考察も有り難い。
9 日本の美術332 日本刀の拵 小笠原信夫 至文堂 1994 \1553 写真豊富。古代〜江戸時代の刀剣について解説。このシリーズはお勧め。
10 日本の美術24 甲冑 尾崎元春 至文堂 1968 \980 古代〜安土桃山時代までの甲冑について、豊富な写真で解説。白黒が殆どなのが残念。
11 復元の日本史 合戦絵巻・武士の世界   毎日新聞社 1990 \4854 「春日権現霊験記絵巻」「前九年合戦絵巻」など7種の合戦絵巻と、それに基づき復元した甲冑武具・武士の装束などを、豊富な写真で解説。
12 資料 日本歴史図録 笹間良彦 柏書房 1992 \5800 日本史全般に渡る豊富な図録がとても役立つ。
13 図説 日本武道辞典 笹間良彦 柏書房 1982 \18000 武道全般に渡る詳細な解説がとても役立つ。
14 時代考証 日本合戦図典 笹間良彦 雄山閣 1997   動員から終戦までの合戦の諸相、旗指物・軍装・武器などについて、豊富な図版で解説。戦国時代に詳しい。
15 第12回特別展 古墳時代の甲冑(図録)   山梨県立考古博物館 1996   古墳時代の甲冑について、出土遺物や埴輪を通じて考察。
16 新春特別展 日本の武器・武具 神仏への祈りとかたち(図録)   熱田神宮 1999   神社仏閣へ奉納された甲冑・刀剣を中心にした図録。大きなカラー写真が見やすい。
17 新春特別展 御装束神宝の美と技(図録)   熱田神宮 1993   伊勢神宮・熱田神宮に伝わる装束・神宝の図録。
18 鎧をまとう人々 合戦・甲冑・絵画の手引き 藤本政行 吉川弘文館 2000 \3300 絵画に描かれた合戦・甲冑を見る際の注意点を詳しく解説。平安〜戦国に詳しい。馬についての考察も有り難い。着眼点が面白くて読み応えあり!甲冑の基礎知識なしにいきなり読むとちょっと大変かも知れないが、お薦めの一冊!
19 平成11年度春期特別展 寧處(ねいしょ)に遑(いとま)あらず 古墳時代の戦乱(図録)   滋賀県安土城考古博物館 1999   考古・文献資料から古墳時代の戦乱を検証。考古資料豊富。「弥生の戦いから古墳の戦いへ」「軍事システムの成立」等の検証も参考になる。
20 別冊歴史読本23 図説・古墳研究最前線   新人物往来社 1999 \2800 前方後円墳・三角縁神獣鏡・馬具・鉄・埴輪・古墳時代のムラなどについての最新情報を紹介。
21 歴史群像シリーズ 特別編集 決定版 図説・戦国甲冑集 伊澤昭二・監修 学研 2003 \2100 細部まではっきり判る大きくて綺麗なカラー写真満載で、歴史や着用方法・細部の構成についての解説も詳しく、お薦めの1冊。主な内容は「甲冑変遷史」「当世具足の基本構成と着用次第」「具足各部の詳細解説」「当世具足名品集」「変わり兜・陣羽織・軍配」「足軽胴コレクション」。このシリーズは他に次の4冊がある。『図説・戦国武将118』『図説・戦国合戦集』『図説・日本名城集』 『図説・戦国合戦図屏風
22 ヤマトタケル 蘇る古代の英雄とその時代展(図録)   熱田神宮 2003 \500 古代日本を平定した倭建命の英雄伝説とその時代を、神社縁起、絵画、遺跡の出土品など重要文化財含む約80点で紹介。甲冑や太刀の復元品は必見。
23 特別展 古墳時代の馬具(図録)   名古屋市博物館 1985   出土した馬具や埴輪から、古墳時代の馬具の変遷や種類について考察。
24 季刊考古学76 特集・古代の武器・武具・馬具   雄山閣出版 2001 \2200 「倭国の形成と戦争」「武器・武具・馬具の変遷と種類」「鉄製武器・武具の諸問題」「古代国家と軍政」に関する論文集。古代の戦乱を描く際に抑えておきたい1冊。
25 古代武器研究 vol.1   滋賀県立大学考古学研究室・古代武器研究会 2000   日本や朝鮮半島の古墳から出土した甲冑・武具・馬具についての論文集。甲冑の製作技術・武器と威儀・古墳時代の常備軍・古代の馬についての考察もあり、やはり抑えておきたい1冊。
26 特別展 日本の刀装(図録)   熱田神宮 1976   古代〜江戸時代までの刀について豊富な写真で紹介。殆ど白黒なのが残念。
27 中世を考える いくさ 福田豊彦・編 吉川弘文館 1993 \2200 「武装」「戦士とその集団」「いくさと儀礼」「いくさと民衆」について考察。藤原広嗣の乱・平将門と藤原純友の乱・船いくさ等、面白い内容が多い。
28 緋威獅子金物鎧・兜・大袖付
(プラモデル)
  鞄カ友社
TEL 03-3803-4747
    1/4スケールの甲冑プラモデル。京都鞍馬寺所蔵・伝源義経所用の大鎧。作るには細かい作業が多く、プラモ初心者には大変かも知れないが、作るだけの価値あり。初心者の私も作っているうちにはまって止められなくなり、出来上がったら即2つ目を買って来て作ってしまった。写真資料だけでは判らない角度から甲冑を描くのに役立つ。威の糸が両端だけ本物の糸で、後は全てプラスチックの板状に繋がっているのが残念。鎧櫃付きで飾れる。
29 浅黄綾威鎧・兜・大袖付
(プラモデル)
  鞄カ友社     上記の物と同じシリーズ。広島県厳島神社所蔵・伝八幡太郎義家着用。
30 金小札色々威片肌脱胴具足
(プラモデル)
  鞄カ友社     上記の物と同じシリーズ。東京国立博物館所蔵・伝加藤清正所用。
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