平将門

サイト移転に当たり、全ての画像のサイズを大きくしたものに差し替えたのですが、この将門さんについては再加工の際、CG加工による紅い点の微妙なぼかし具合が巧く行かなかった為、点無しの手彩色のみの大きい画像と並べて載せる事にしました。
大きい画像はこちら。

平将門

この将門さんは稲村香様のリクエスト。資料を読み込んでいないので、僅かな知識から想像した姿です。

「怨霊」のイメージで描かれた絵などには怖い感じのものもありますが、私は怨霊というイメージは余りなくて、「鬼のように強くて華のある武者」という印象があったので、こんな感じになりました。

むさ苦しくおどろおどろしく描こうと思えば出来ない事もないのですが、他所様の処に飾って頂くのに、余りに汚い面構えも憚られましたし・・・。

この将門さんは乱髪にしていますが、当時は烏帽子を被っているのが常識です。でも鬼のような雰囲気を出したくて、あえて乱髪にしました。鬼はザンバラ髪が定番で、子供と同じなので、鬼の名前に「童子」という呼び名が付きます。「酒呑童子」などがその例です。


★平将門関連のサイト★

将門については稲村香様のサイトに詳しい解説がされていますので、是非御覧下さい。

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