独眼竜政宗

独眼竜政宗

生まれて初めて面白い!とのめり込んだ大河ドラマ「独眼竜政宗」。平成15年末に、テレビ放送50年の記念として、様々な番組の中からリクエスト第1位のものを放送する特番があって、大河部門はこれでした。
昭和62年のものなのに、今見てもやっぱり面白くて、
渡辺謙さ んの格好良さに惚れ惚れしました。特に甲冑を着けた合戦シーンでの雄々しさと言ったらもう溜息もの。体格の良さや声のでかさもさる事とながら、何と言って もあの眼の勢いの強さが溜まらなく好きです。でも後半、秀吉や家康の下に付いてしまってからは、ちょっと大人しくなり過ぎて物足りなくなってしまったのは 残念。「歴史を無視していいから政宗に天下を取らせてくれ!」と叫びたいくらいでした。
総集編では余り活躍の場がありませんでしたが、
三浦友和さんの演じた伊達成実もパワフルで大好きでした。

・・・と言うわけで、これは昔描いたイラスト。「三船敏郎」のイラストと同じく、三国志サークルの会誌で「実写で張飛をやるならこの人」と言うテーマのために、映画のスチール写真から描き起こしたもの。
番組宣伝用のポスターにも使われていたので、御存じの方もいらっしゃるのでは。黄金色の光がまるで美しいオーラのように放射状に輝いていて、政宗と言う人 物の魅力が画面一杯から押し寄せて来るような感じでした。幾ら眺めていても飽きないくらい好きな写真です。テレカしか持ってなくて残念!

渡辺謙さんと言えば、「壬生義士伝」では、演技に渋さと凄みが加わって一層深みのある役者さんになられたなあ、と思っていたら、その次のハリウッド映画「ラスト・サムライ」では、主役を凌ぐ程の圧倒的な存在感で高く評価されましたね。テレビ放映されたのを観たら、内容については「サムライ好きの外国人の為のサムライムービー」という感じでちょっと難ありでしたが、謙さんの迫力は流石でした。これからの一層の御活躍をお祈りしています。

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