人物紹介・百鬼(なきり)・亜霊・善彦

 
百鬼 亜霊 善彦

 

『龍の石棺』というオリジナル漫画に出てくるのが「亜霊」と「百鬼(なきり)」。2人とも座敷童子という設定です。公開中の10ページの漫画の座敷童子とはちょっとタイプの違う、過激な座敷童子であります(^^;)。座敷童子見習いの百鬼を修行の旅に連れ出すのが亜霊で、2人とも家の座敷に居ない座敷童子と言う、民俗学的な事を無視した無茶な設定です(^^;)

修行の手始めに、封印された竜神を蘇らせると言う大仕事をやるのですが、道中ずっと喧嘩しっぱなしの、騒々しいストーリーになっています。この2人の漫画は100ページのラフコンテのままで止まっていますが、完結しているので、いずれ本にするつもりです。


亜霊にそっくりな「善彦」は、『魂魄(たましい)のように』というオリジナル漫画に出て来ます。このストーリーには百鬼も出て来ますが、此処では2人とも人間の設定です。

ダムに沈む村で行われている発掘現場を訪れた、考古学者の父にくっついて来た百鬼は、立ち退きを拒んで祖父と2人きりで住んでいる善彦と、ある事件をきっかけに知り合ったものの、互いの意地っ張りな性格の所為で喧嘩友達状態に。この2人のややこしい関係と、ダム建設を阻止しようという妖怪たちの動きが絡んだストーリーになっています。

某少年誌の担当に「この2人の少年を使って別の話を描いて」と言われ、作り直したのが全然違う『龍の石棺』。このとき百鬼の設定はほぼそのままだったんですが、善彦の方は顔立ちも性格も少し変えて亜霊というキャラにしました。イラストだけでは解りづらいと思いますが・・・(^^;)

ホームへ